各地の相談先

和解成立件数2021年9月21日現在
提訴数
33323
和解数
29071

全国各地からの和解済み原告の声

これまで、全国B型肝炎訴訟弁護団所属の、各地弁護団は多くの原告の依頼を受け、皆様のケースを解決してきました。 (現在の提訴件数、和解件数はこちら
各地弁護団に依頼をされ、和解をした原告の方から、多くの声が寄せられていますので、ご紹介します。
各地の弁護団の担当地域・連絡先はこちら

※以下、都道府県の記載は居住地、年代はコメントをお寄せいただいた時点のご年代、カッコ内は和解時の病態です。

北海道弁護団

  • 北海道 70歳代(遺族原告 夫が肝がんにより死亡)

    平成23年に新聞の記事を見て、もしかしたらと思い、弁護団に連絡し、必要書類を送っていただきました。主人が死亡から7年以上過ぎていましたので、カルテも残っていず、手さぐりで証明できる方法をと何箇所かの病院を歩き回り、時には吹雪の中、担当弁護士さんと遠方の病院まで出向き、主治医に当時の様子を聞いたり、手術の記録をだしていただいたりすることができ、解決につながりました。
    私自身何回もあきらめようと思ってきました。皆さん、あきらめる事なく頑張ってください。何か手がかりがあります。
    力強い弁護団、原告団の方々が居てくれる事を忘れないで!ありがとうございました。

  • 北海道 70歳代(キャリア、その後追加給付金を受給)

    北海道弁護団に依頼し、平成27年にキャリアで和解しました。私にとって訴訟ははじめてのことで、不安が大きく、資料を集めるのも大変に感じましたが、担当弁護士や弁護団の支えもあり、資料を出して和解ができたときは、ほっとしました。
    その後、定期的に検診を受けていましたが、2年後に症状が慢性肝炎に進んでしまいました。
    病態が進展したことを弁護団に相談し、追加給付金の申請を依頼しました。こちらも、きちんと手続きが進むか不安でしたが訴訟をやった場合に比べても、短期間でスムーズに受け取ることができました。この点は助かりました。
    症状がどんどん進んでいくのではないか、と不安に思っていますが、決められた検診をきちんと受けて、気をつけて生活していこうと思っています。

東北弁護団

  • 青森県 60歳代(慢性肝炎)

    私がB型肝炎と知ったのは、最初の子供を妊娠した時でした。
    その後10数年が経った頃に黄疸が出て肝炎を発症し2か月以上入院しました。
    子供が5才3才1才とまだまだ子供に手がかかる時だったので、肉体的にも精神的にも辛く苦しい日が続きました。
    そして5年位前に新聞の折り込み記事を見て私のB型肝炎は予防接種が原因かもしれないと弁護士さんに相談し、1年半かかりましたが、無事和解することができました。
    現在は同じ境遇の方々と情報を共有したり医療従事者の方や学生さん達に自らの体験を語り伝えていく活動をさせて頂いております。

  • 秋田県 50歳代(慢性肝炎)

    献血にて、B型肝炎とわかりました。
    初受診からほどなくしてIFN治療をしました。
    2度目のIFN治療後、秋田に引っ越した後、この裁判のことを知りました。
    和解も、簡単にはできませんでしたが、提訴して良かったです。
    自分のような苦しみ、つらい思いをしている人のために、原告団活動にも参加中です。
    原告団では、みなさんといろいろな話題を共有しました。
    多くの人が救済されればと思います。

  • 宮城県 60歳代(慢性肝炎)

    健診で、慢性肝炎と診断され、治療をしていたなところ、北海道での活動を知り、東北原告団結成当初から、参加しています
    担当弁護士にお世話になり、時間は、かかりましたが、無事和解に至り、先の見えない治療を安心して、受けています
    又、原告団活動を通じ多くの原告の方と、出会い、様々な情報を共有できたことが、大きな支えとなっています。

  • 宮城県 70歳代(肝がん)

    私は、現在71歳。B型肝炎訴訟を2013年に開始し、4年後に和解しました。訴訟開始時はすでに除斥期間に相当していましたが、この期間中に病状が肝細胞癌に悪化しました。現在は、3週間ごとに免疫チェックポイント阻害剤注入による治療を受けています。肉体的、精神的、経済的負担の大きさを感じております。

  • 山形県 60歳代(慢性肝炎)

    他の病気で検査をしたところ、肝炎が見つかりました。
    訳も分からずに、即、入院。“びっくり”以外の何物でもありませんでした(幸いに、現在は経過観察中です)。
    数年後に北海道の和解のニュースを見て、“もしかして自分もかしら?”と。
    運よく知り合いに弁護士がいて、相談をして、どうにか和解に至っています。
    その後原告団活動を知り、お手伝いをさせていただいております。
    署名活動、国会議員要請、個々シンポジウム、そして原告団総会等々。
    そのたびに、勉強になる事がたくさんありました。今後もそれを活かして、活動をしていきたいです。

新潟弁護団

  • 山形県 60歳代(キャリア)

    この度の肝炎訴訟に参加させていただくきっかけは、仕事場の同僚と夕食を共にした時でした。定期検査の費用が、連れ合いを亡くした私には大きい負担になっている等々話したときに、同僚の旦那さんが同じ肝炎で検査費用の補助を受けているとのこと。
    それから肝炎訴訟新潟事務所の方々にであうことが出来ました。70歳間近で初めての行動だったので、書類を整える途中何度か訴訟を諦めようかと思いましたが、弁護士さんの励ましで和解まで辿り着けました。
    令和元年10月に初めて定期検査の補助を受けることが出来ましたが、本当に有り難いことだと思いました。将来の不安が一つ減ったような気持ちです。
    訴訟を助けていただいた弁護士さんはじめ多くの皆様に感謝です。幸いに2人の息子たちには母子感染はないようでした。
    肝炎を発症してつらい思いをされている方々に署名活動を通して応援しなくてはと思っています。

  • 福島県 60歳代(慢性肝炎)

    私は、19年前に慢性肝炎になり、入院、インターフェロンなどを試みました。一時はかなり病状が悪化しましたが、現在は安定しております。子供達も全員キャリアと診断され定期的に検査をしておりますが、将来がとても心配です。
    今になってようやくB型肝炎について少しは理解もされるようになってきましたが、以前は差別や偏見でとてもつらい思いをし、何度も泣きました。そんなこともあり、B型肝炎のことは他人に知られないようにと生活してきました。
    初めてB型肝炎訴訟のことを知ったのは、病院に置いてあったチラシでした。思い切って弁護団の方に電話をしてみると丁寧に説明してくださり、相談に乗っていただき、提訴に踏み切ることができました。書類集めの際には担当の医師からは「どうせ裁判を起こしても無理だからあきらめたほうがいいですよ」と何度も言われ、あきらめようかとも思いましたが、弁護士の先生に相談すると「大丈夫ですよ。頑張ってみましょう。」と言われ、元気が出ました。書類集めなどで大変なこともありましたがその都度丁寧に弁護士の先生がわかりやすく説明やご指導をしてくださり、頑張ることができました。お陰様で和解が成立しましたが、これもひとえに弁護士の先生方のおかげと大変感謝しております。
    医師に無理だと言われ諦めている方、いろいろと面倒くさいのではないかと諦めている方、一度弁護団の方に相談してみてください。道は開けますよ。本当にありがとうございました。

  • 新潟県 60歳代(軽度肝硬変)

    2015年の9月にB型肝炎訴訟新潟事務所にFAXをしたら、まもなく担当の弁護士を紹介していただきました。以来、資料集め等で先生をはじめ大勢の方に協力していいただき、思いの外早く和解することができました。特に現在も通院中の病院の先生方には、膨大な資料にもかかわらず快く引き受けてくださって心から感謝しております。
    私がB型肝炎に感染しているとわかったのは38年ほど前で、長男を妊娠したと知らされた少し後でした。不妊治療をしてやっと出来た子だったので、そのショックは大変なものでした。それまで入院一つしたことが無いような、健康が取り柄だと思っていた私がなぜ?どうして?と、数えきれない程泣きました。
    出産の時も普通の人とは別にされました。看護婦さんが「ごめんなさいね」と気遣ってくれたのが忘れられません。2人目の子もワクチンがうまくいかず感染してしまい、孫の一人にも感染しています。
    自分は災難だと諦めても、この子たちは生まれた時からハンデを付けられているのです。私は周囲には話さないようにしていましたが、孫の入園の時には娘とずいぶん悩みました。小児科の先生に差別的な扱いをされたと聞いたからです。可哀想で仕方がありませんでした。この先将来も不安です。
    今はもう予防接種が確立し、新たな患者は発生しなくなるかも知れませんが、これ以上もうB型肝炎でつらい思いをする子が出ないように願わずにはいられません。
    これからも肝炎の治療と、肝ガンへの予防、早期発見のための定期的な検査は続きますが、今回の和解でひと区切りついたことに感謝致します。最後に、新潟での原告交流会で、「苦しんでいたのは私だけじゃないんだ。大勢の仲間がいる。」と感じ温かい気持ちになり参加して良かったと思いました。ありがとうございました。

東京弁護団※東京弁護団各支部を含みます。

  • 茨城県 50歳代(慢性肝炎)

    私は出産時の検査でB型肝炎と知りました。それ以来「何が原因で?なぜ自分が?人にもうつしてしまう?」そんな事がずっと頭の片隅にありながら年月が過ぎ、その後の産婦人科の入院時の区別的対応から、家族以外の友人にはB型肝炎の話をしないと決めました。
    ある時、ネットでB型肝炎訴訟の件を知りました。「何が原因で?なぜ自分が?」とずっと思っていたため、記事を読んでどうしてこの人たちは予防注射が原因だと立証できるのだろう?と疑問に思い、それを知りたい一心で東京弁護団へ問合せしました。
    当時は母も生きておりましたので、提出書類は全て揃いました。
    その後、予防接種が原因だという事が立証でき、無事和解することが出来ました。「何が原因で?なぜ自分が?」がはっきりして、今までのモヤモヤが無くなり、晴ればれとした気持ちになりました。
    和解後、原告団の患者交流会があることを知りました。同じB型肝炎の人とお話をし、友人にも主人にも聞くことが出来なかった色々な疑問、歯医者での区別の事や生命保険はどうしているのだろう?などの話を聞きたいと思い、出席しました。皆同じ悩みを持ちながら生きている事を知り、自分だけじゃないと涙が出てきました。
    そして、B型肝炎は、治る薬がまだ開発されていない事から、1人でも多くの患者の声を国に届けなければその開発費用も出ず、治る薬ができても医療費助成が無ければ高額で飲めない薬になってしまう事も患者交流会で知りました。
    今は、同じB型肝炎に苦しむ皆と一緒に、一日も早く治る薬を飲みたいと強く思います。

  • 茨城県 60歳代(慢性肝炎)

    B型肝炎訴訟について恐る恐る弁護団事務所に資料を請求すると、必要とされる書類の一覧が届きました。最初は不安でいっぱいでしたが、担当をして頂だける弁護士も直ぐ決まり、弁護士先生の穏やかなサポートと励ましで無事に提訴し、国と和解する事が出来ました。
    また、東京地方裁判所での裁判期日傍聴後には、弁護士の先生方が当日の裁判に関するレクチャーをしてくれる為、訴訟に関して深く知る事が出来ました。また、同じ病気で苦しむ人達との交流がその場で生まれ、悩みや治療に関して語り合う事が出来ました。

  • 埼玉県 70歳代(軽度肝硬変)

    私は、正直のところ、提訴については、当初積極的ではありませんでした。従って、提訴までの期間が長引き、結果的にそれは大きな問題となっていました。そうした中で、私の担当であるK弁護士先生はじめ弁護団の先生方は「何とか救済したい」との一心で頑張ってくれました。
    結果として、大量のカルテの中から、提訴から19年数か月前の時点のカルテに「LC」(肝硬変のこと)の手書きの文字(当時は地元の病院に通院していましたが、そのカルテは全て手書き。しかも診察しながらのなぐり書き)を発見してくれました。
    弁護士の先生からは、「カルテにLCという重要な記載を発見したが、改めて病院の先生に、分かる限りの詳細を書いてもらおう。そうすれば、大きく前進する可能性がある。」とのことでした。
    私自身、既に地元の病院から都内のT病院に移っていたのですが、前の病院の先生にお願いしたところ(勿論、弁護士の先生からも依頼して頂き)、医学的根拠を示して「軽度肝硬変」である旨を書面に書いてくれました。その書類を提出することにより、約8か月後に「和解」の提示があり、無事、私の「B型肝炎給付金問題」は解決しました。
    私が、この一件で気づいたことは、人生には「出会い」と「運」が重要であるということです。
    元々、肝炎の患者会に入っていたので、患者会等が主催する、医療講演会には参加していました。偶々、2014年11月末の医療講演会には弁護士の先生も来られており、その時に東京弁護団のK先生に出会いました。そして、これまた偶々、私は姉の血液検査結果を持っていました。その結果をK先生に見て頂いたところ、「是非、提訴して下さい。提訴する資格があります。」とのことでした。これは、私にとって、大きな転機になりました。
    「提訴すべき」と背中を押してくれたK弁護士先生、しかも書いた本人しか読めないようなカルテ(しかも長い通院を示す膨大な量のカルテ)を読みこんで重要な文字を発見してくれたK弁護士先生はじめ弁護団の先生方、それをフォローする診断書を書いてくれた病院の先生に改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

  • 埼玉県 70歳代(肝がん)

    わたくしは、45歳で慢性肝炎を発症し、2011年63歳で肝臓がんの手術をしました。ニュースで集団予防接種の報道がありましたが、慢性肝炎を発症したとき、医師から『感染原因は母子感染でしょう』と言われていたので、関係ないと思っていました。しかし、B型肝炎が母子感染以外の注射器の使い回しで感染するとの報道は驚きでした。気になって弁護団に電話をして、集団予防接種による感染についてポイントを教えてもらいました。幸い母は元気でしたので、聞いてみると『肝炎を患ったことはない』と言うのです。弁護団に連絡すると、母の抗体検査で医学的な感染履歴が分かること教えてもらいました。抗体検査で母は感染の履歴がありませんでした。弁護団に伝え、担当の弁護士を決めていただき提訴の準備に取り掛かりました。
    いくつかのハードルありましたが、その都度、担当弁護士に励まされ、なんとか提訴にたどりつくことができました。肝臓がんを手術したとき、10年後生存率は30%未満でした。今10年を経て、原告団の仲間や弁護団のみなさんと医療講演会や交流会などで正しい知識を学ぶことで、病状や自分自身を冷静見つめることができ、また生きる勇気を与えてもらいました。感謝しています。

  • 東京都 70歳代(肝硬変)

    私は数年前に肝硬変の宣告を受けました。仕事や生活のこと、今後の人生のこと…、とにかく大きなショックを受けました。その時に目にした「B型肝炎訴訟」の小さな新聞記事。パソコンを使って厚労省ホームページで調べ、全国B型肝炎訴訟弁護団を知りました。
    給付金を受けるには、国を相手として裁判をしなくてはなりません。難しいケースもあるはずです。裁判で和解して給付金を受けとるには、団結した弁護団が重要だろうと、私は直感したのです。
    東京弁護団に電話すると担当弁護士を紹介され、親切・丁寧に対応していただきました。そもそも「B型肝炎訴訟」に関する「基本合意」を国と締結し、私たちを救済する法律をつくってくれたのは、この弁護団の努力だったのです。私は、自分の訴訟のことも含めて「やれる!」と思いました。信頼と行動力と、そして真の意味でB型肝炎患者のことを考えてくれている弁護団であると判断したからです。
    この弁護団に依頼して提訴した原告たちは、みな仲間です。原告団の仲間たちとの交流は楽しく、うれしい。病気や薬のことなど、気軽に相談しています。
    弁護団は、単に個別の患者の訴訟を和解させるだけでなく、肝炎患者の治療環境を改善する活動や、ウイルス性肝炎患者に対する社会の偏見をなくすための啓蒙活動なども活発に行なっています。患者の明日に、光りを与えようとしてくれているのです。
    おかげ様で私は、提訴から8ヶ月あまりで和解となり、当初考えていたよりはるかに短期間で決着することができました。

  • 東京都 60歳代(無症候性キャリア)

    私はたまたま運良く全国B型肝炎訴訟弁護団のことを知り(何で知ったのかは今となっては記憶が曖昧ですが)、自分がs抗原プラスということがずっと頭に引っかかっていたものですから、思い切って電話をかけてみました。それまで弁護士さんとは無縁で緊張しましたが、優しく接してくださったので安心して提訴することができました。その後、弁護士さんから和解できるとのご連絡をいただきホッとしたのを覚えています。
    キャリアで和解できて良かったことは、
    1. 年4回まで定期検査及び初・再診料が無料になる
    2. HBVの母子感染を防止するための費用が支給される
    3. 同居家族(和解後に家族になったもの)の感染防止に係る費用が支給される
    4. 定期検査を受けるための交通費その他の費用として、年2回まで、定期検査1回につき1万5000円が支給される
    という窓口負担のない受給者証が社会保険診療報酬支払基金からいただけたことです。これによって、専門医に定期検査に行くことが重荷ではなくなりました。もし迷っている方がいらしたら、まずは弁護団にご相談し前に進んでみることをお勧めします。

  • 神奈川県 50歳代(軽度肝硬変)

    私はテレビのニュースでB型肝炎に関する集団訴訟和解を知りました。
    しかし、以前に病院で「母子感染」と言われた事があり、自分はこの訴訟の対象外であると思い込んで日々が流れていきました。
    ある日、肝炎の治療助成に関する県からの郵送封筒にB型肝炎訴訟を扱う事務所に関するチラシが2枚入っていました。よく読むと、母親が訴訟対象の年齢に入る事がわかりました。「もしかしたら、母が対象ではないか? そして、私に母子感染?」と思い弁護士に相談することにしました。
    チラシの1枚を再度読み直して、全国B型肝炎訴訟東京弁護団が単なる法律事務所ではなく、色々な難題を乗り越えて多くの患者さん救済への道筋を立てた事がわかり、経験も豊富なのではないかと考え勇気を出して電話をしてみました。
    私の話をしっかりと聞いた上で、すぐに母と私の2人の血液検査のデータを送るように指示を受けて送った所、「当事者はお母さんではなく、あなたですよ。」との連絡が弁護士さんから入り愕然としました。母子感染の有無を検査しないまま。自分は対象外であると思い込み除斥間際に達するほどの時間を過ごしてしまい、もっと早くに弁護士さんに相談するべきだったと後悔しました。
    訴訟を起こすときの病態は慢性肝炎でしたので、その病態で手続きに入りました。
    提訴後、膨大なカルテを弁護士の先生に届けたところ、それを読み込んでくれた先生から、「現在は慢性肝炎だけれど、過去に肝硬変であった可能性がある」と指摘されました。そこで、薬を服用する以前の最も悪い状態の時のことについて提訴することになり、肝硬変での訴訟となりました。
    和解までの間、弁護団の先生は諦める事なく和解へ向けて真摯に粘り強く交渉して下さいました。色々な案件に対処されてきた弁護団だからこそ、私の様な手のかかる案件も和解までの道筋を立てられたのだと思います。
    私が慢性肝炎を発症した時は、医療費助成制度が確立されておらず、高額なインターフェロン治療、保険適用前の薬を服用するなど治療に時間もお金も費やしていた事もあり、貯蓄をする余裕などありませんでしたので、和解が出来てとても安堵しています。
    訴訟を起こしてからは、弁護団事務局が送ってくださる全国原告団・東京原告団ニュースを通じて、また、原告団が企画してくれる医療講演会・患者交流会などで、自分の病気についてより理解する機会が持てる様になりました。他の人には話せなかった病気の事も、話せる機会がある事に気づかされ精神的にも助けられました。
    訴訟に関して「もしかして、自分はどうなの?」と思っている方がいらしたら、まずは勇気を出して相談をしてみる事をお勧めします。

  • 神奈川県 60歳代(肝がん)

    私は、給付金を受けとるための裁判をおこそうと考えた時、まず、自宅近くの法律事務所に相談に行きました。とても丁寧に対応していただきました。
    しかしその後、私たちが給付金を受けとることが出来る法律を大変なご苦労で勝ち取ってくださり、今も、厚生労働大臣とB型肝炎患者のための協議の機会をもっているのは、この全国B型肝炎訴訟弁護団であることがわかりました。わたしは、迷わず東京弁護団に連絡をとり、紹介された弁護団所属の法律事務所の先生に導き押し上げていただき提訴できました。
    いろいろなことで迷い躊躇している方々、私も最初は諦め消極的でした。でも、信頼できる弁護士さんに巡り会えた事に感謝しております。これまで、病気のことはひたすら隠して生きてまいりましたが、今は自分のこととして肯定的にうけとめております。
    みなさん、迷うことなくぜひ相談なさって下さい。

  • 千葉県 60歳代(肝細胞がん)

    2011年に給付金を受け取る訴訟があることを知りました。その訴訟で国との基本合意を勝ち取り特別措置法成立させたのは全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団であることを知りましたので、迷わず東京弁護団のホームページに写真が出ている柳澤団長に電話で連絡を取りました。柳澤団長より丁寧な説明を聞き早速提訴のための準備を開始しましたが、遠く九州で母親が認知症で施設に入所している上にクリアできない血液検査の条件もあり、資料入手に難航し提訴はあきらめ忘れかけていた時何度も何度も柳澤団長から電話があり別の方法で立証するのでと説得され、2013年5月に慢性肝炎で提訴しました。
    提訴後の7月末に肝細胞がんが見つかり、8月中旬に開腹による手術でがんを切除しましたのでその後肝がんに提訴し直しましたが、1年以内の2014年4月に和解となりその時は本当にびっくりしました。何度も柳澤団長から別の方法で立証するからとの電話がなければ諦めていたので、B型肝炎訴訟原告団・弁護団及び柳澤団長のご尽力に感謝に堪えません。
    また、家族や医師等の医療関係者に相談しにくい事や悩みなどを、B型肝炎訴訟原告団では同じ病気を持った原告同士で共有でき、経験者からは病気や治療法などのいろいろな知識を得られるなど大きな支えになります。近年、B型肝炎は良い治療薬が開発されてきて、飛躍的に患者の治療環境は良くなってきましたが、それでも未だ完治という状態までは達成されていませんので病気とは長く向き合っていかなくてはなりません。新しい治療法に関する医療講演会等もB型肝炎訴訟原告団では企画されており、その都度案内もあり大変助かっています。たとえ裁判で和解しても私たちの病気からは逃れることはできません。お陰様で私は同じ病気で悩む原告の仲間と一緒に語り会いながら病気と上手く付き合えております。本当に原告団に参加して良かったと思う毎日です。

静岡弁護団

  • 静岡県 60歳代(夫が肝がんにより死亡)

    家族のために病を抱えながら一生懸命に働いてきた夫と、それを支えた家族にとって、区切りがつきました。これからは、夫の気持ちを胸に前向きに生活していけるよう努力していこうと思います。
    このたびは大変お世話になりました。心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

名古屋弁護団

  • 岐阜県 60歳代(慢性肝炎)

    私は一介のサラリーマンであり助成金制度(核酸アナログ治療)は利用していましたが、一生付き合う病気でも有り給料も右肩下がりの頃に、この原告団を知り参加(2012年9月)しました。翌年には追加資料一件有りましたが無事和解出来ました。名古屋原告団は全国に11ある原告団の一つです。「訴訟」や「弁護士」と聞けば難しく考えていましたが、直ぐにき憂と分かりました。よって和解後は、恒久対策や教育啓発といった活動も出来る範囲で行っています。また全国の仲間と一同に会する機会もあり、同じ悩みや不安等共有出来る事もこの原告団の強みでもあり楽しみでもあります。これからも引き続き原告団活動に参加していこうと思いますし、仲間が今以上に増えて行ってくれる事を期待しています。

  • 愛知県 40歳代(慢性肝炎)

    私は、母親が予防接種の回し打ちによる感染被害者で、母子感染しました。B型肝炎訴訟は平成24年に提訴し、早期に和解もできましたが、その後も原告団活動に参加しています。
    同年代の患者とは、原告団活動を通じて知り合いになれましたが、この活動に参加していなければ、なかなか知り合う機会は無かったと思います。母子感染の母や子それぞれの境遇の方ともお話しをする場を得られましたが、母の気持ちを推し量る経験談をお聞きしたりすることができました(母は訴訟参加前に死亡していました)。
    厚労大臣協議もなかなか得がたい経験でしたが、もっと多くの人にも参加をしてもらい、自らの声を届けてもらいたいと希望しています。

  • 三重県 70歳代(肝硬変)

    なぜ自分はB型肝炎にかかっているのかはずっとわからずにいました。
    平成23年の基本合意をきっかけに、弁護団に相談し、無事和解することができ安心しました。
    裁判のみならず、原告団交流会や総会といったイベントに参加し、同じ病気の患者同士で、気兼ねなく会話ができるという機会をとても貴重に感じています。
    コロナ禍で実際に会うことが叶わず、以前のような出会いを持つことが難しくなっていますが、今後とも、参加できる活動は積極的に出席し、元気をもらいたいと希望しています。

北陸弁護団

  • 石川県 30歳代(遺族・ご本人50歳代)

    提訴に至ったのは父の死後から12年経っていたことで、最期に入院していた病院のカルテは存在しませんでした。その中でも注射器の使いまわしにより罹患したB型肝炎による肝細胞がん、肝硬変により死に至ったことを認めていただけたことで、なぜB型肝炎ウイルスを持っていたのか原因が分からないまま過ごしてきた私たちの家族の気持ちとしてはひと区切りつけることができたように思います。
    これから私たちのように辛い思いをした患者、家族の方が少しでも多く救済されることを願っています。

  • 福井県 60歳代(慢性肝炎)

    平成28年頃、B型肝炎訴訟のことを知り、弁護団に依頼して提訴をしました。
    最終的に和解が成立し、安堵しています。給付金以外のことでも、医療費助成の更新手続が煩瑣であることなど、B型肝炎ウイルスの患者として諸般の制度に対して改善点はまだまだ残されていると感じます。国に対しては、肝炎患者が暮らしやすい制度を引き続き拡充されるようご尽力いただくことをお願いいたします。

  • 富山県 30歳代(慢性肝炎)

    私の母も、集団予防接種の際の注射器の使い回しによりB型肝炎ウイルスに感染しています。父も母も和解済みで、私も和解することができました。私の一家は、父も母も、私も、B型肝炎ウイルスにより人生が大きく狂ってしまったのです。本当は、和解よりもB型肝炎ウイルスに感染していない人生が欲しいです。今回、和解により被害救済を行っていただけることになったこと自体は大変ありがたいですが、国には、私たちのように、一家全体の人生が狂ってしまった一家があるということを十分に認識していただき、二度とこのような一家を生まないように政治や行政を行っていただきたいと思います。

大阪弁護団

  • 兵庫県 30歳代(慢性肝炎)

    このたびは和解に導いて下さり、ありがとうございます。私の肝炎ウィルス感染を知った人からの心ない言葉に幼いころから何度も傷つき、夫や子どもに感染してしまったら・・・などと悩みもつきず、なぜ自分がウィルスに感染したのか理由もわからず、ただ毎日薬を飲み続け・・・病気自体が治ったわけではありませんが、国が認めてくれた=予防接種で感染したのだということがわかっただけでも救われたような気持ちになりました。

  • 奈良県 70歳歳代(慢性肝炎)

    「B型肝炎訴訟の件」で大変お世話になりましたこと、心から厚く御礼申し上げます。先日、給付金を確かに拝受いたしました。先生方の地道なご努力に頭の下がる気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

広島弁護団

  • 香川県 60歳代(キャリア)

    結婚して間もない24歳の時に献血をしてB型肝炎のキャリアであることがわかりましたが、何の症状もなかったので放置していました。
    平成2年、長男を出産する際、病院では個室を希望していなかったのに、隔離するように個室を用意され、授乳時間も他のお母さんがいない時間帯に決められ、トイレの場所も決められました。このときの差別されたつらい気持ちは今でも忘れられません。
    この度、新聞記事で、「B型肝炎訴訟」のことを知り申し込み、弁護士に励まされ、提訴しました。
    和解までたどり付いたことは、病状悪化への不安に明かりをともしてくれるものとなりました。広島弁護団の方々に心より御礼申し上げます。

  • 愛媛県 60歳代(肝硬変軽度)

    主治医から、B型肝炎訴訟に参加しておいた方が良いよと言われ、訴訟なんかすると手続きが面倒なんだろうな、と思いつつ、医師が勧めてくれるのだから病院は大丈夫なんだろうと思い、思い切って事務局に連絡しました。カルテは総合病院にしか通院していなかったので、問題なく取得できたし、手続きも弁護士さんが送ってくれる書類を作成するだけだったので、こんなに簡単なものとは思いませんでした。
    40歳代の時に、職場の検診をきっかけにしてB型肝炎に感染していることを知りましたが、その当時は病気に関する知識もなく、自覚症状もなかったので、仕事のこともあり、しばらく放っておきました。それが一生の後悔です。
    それからの10年間は、有効な治療法もなく、自分を自制していく、苦痛と苦悩の連続の生活でした。
    最近の10年間は、新しい治療薬ができ、医療費の助成制度ができているので、病状も安定しているし、経済的な負担も軽くなってきて、落ち着いた生活をすることができています。
    今回、和解が成立したことにより、今までの苦労の一部が報われた気がします。弁護士の先生方、訴訟を勧めてくれた主治医の先生、大変ありがとうございました。

  • 山口県 40歳代(慢性肝炎)

    5年ごとに行われていた会社の成人病検診で35歳の時、肝機能に異常があることがわかり、すぐに病院に行くように勧められ、B型慢性肝炎であることがわかりました。検査の結果、両親からの感染ではないことがわかり、幼少期の予防接種の光景を思い出しました。
    今は、飲み薬により落ち着いていますが、いつ再発、悪化するのかと考えると不安でなりません。
    まだ幼い子どもたちもおり、死ぬわけにはいかないと常々思っておりました。
    和解できて嬉しい反面、多くの人たちがいまだ苦しんでいることを思うと胸が苦しくなります。1日も早い全員の救済、和解を望みます。

  • 広島県 70歳代(肝がん)

    31歳の時、初めて受けた献血の結果に、病院で検査を受けるように書いてありました。検査の結果、母子感染でキャリアであるということがわかり、地獄に落とされた気持ちでした。世間には病気について偏見があり、診察に行っても人目を気にし、他の治療に行ってもB型肝炎と申告しなければならないつらさ、子どもや孫も感染させてしまったつらさ。死んでも死にきれない気持ちを持ち続けた36年間でした。
    60歳で肝ガンが見つかり、主治医から姉妹も検査するよう言われたので、検査をしてもらいましたが、二人は陰性で安心しました。
    67歳までの間に4回入院し、5回ガンを取りました。MRIやCTの検査を受ける度に不安ですが、体調に気をつけ、ガンに負けず前向きに毎日を感謝しながら大切に楽しく過ごし、治療に専念したいと思っています。
    和解が成立したことで、胸に張り詰めていた言い表せない子ども、孫に対する気持ちに区切りがつき、償いができたように思います。子どもや孫の病状がこれ以上進行しないように願うばかりです。
    お力添え下さった皆様に本当に感謝しています。
    今なお私と同じ境遇の人はたくさんおられると思います。一日も早く救済されますように願っています。

  • 岡山県 50歳代(遺族原告)

    何度も入退院を繰り返し、どんな治療に対しても弱音一つ、愚痴一つこぼすことのなかった主人でしたが、二度目の肝切除から半年も経たないうちに、骨移転が判明。初めて涙を流しました。
    二人で抱き合い泣いたこと、「今までありがと」と言ってくれたこと、そして最後に「まさか自分が59歳で死ぬなんて思ってもみなかった」と言ったこと。
    あれからずっとその言葉が耳に響いています。
    このような悲しい思い、苦しい思いをする人がこの世の中にいてはならないと思います。
    一日でも早く、また、多くの方の和解が成立しますように願ってやみません。

九州弁護団

  • 福岡県 50歳代(肝がん)

    和解できて本当にうれしいです。B型慢性肝炎から肝臓がんになり、手術をしましたが、最近になって、再発しました。仕事が思うようにできず、蓄えもありませんでしたので、身体的にも、金銭的にも将来に対し不安を抱いていました。今回、和解が成立し、和解金を受け取れるということで、金銭的な不安については少し気が楽になりました。
    自分だけでは、とても和解まで漕ぎ着けることはできなかったと思います。
    弁護団の先生にお願いして本当に良かったです。

  • 福岡県 40歳代(キャリア)

    裁判のことは何も分からないし、自分では当然できないのでとても不安でしたが、最初の相談から親切に説明していただいて大変安心しました。
    また、この病気に関する差別偏見があり、周囲になかなか相談できない中で、弁護士さんに気持ちを打ち明けられたこと自体がとても嬉しかったです。
    最初から最後までとても良くしていただき感謝しています。

  • 佐賀県 50歳代(慢性肝炎)

    20歳の時に母をB型肝炎による肝臓がんで失いました。
    今までの生活が一変し、父も失意のうちに2年後に母の後を追うように亡くなりました。それから27年経った平成27年に、たまたま見た新聞記事をきっかけにして、弁護団に問い合わせをしました。
    亡くなった母と私の件を相談し、このたび和解となりました。
    弁護団が発行している「B型肝炎News」の記事を読んでは、私だけでなく、たくさんの方が思い悩んでいることを知り、思わず涙する日もありました。
    顔見知りの方から「CMでやっているB型肝炎訴訟ってお金もらえるんでしょう。いいね、うらやましい。私もB型肝炎だったら良かったのに」と言われ、世間ではそう思われているのだろうかと心が痛みました。
    「私はB型肝炎患者です」と普通に社会に言える日が来るか、本当に心配です。
    平成元年に北海道弁護団が初めて訴訟を起こし、平成18年に最高裁で5人の方に勝訴判決が言い渡されました。
    この方々と弁護団のご尽力がなければ今に繋がらなかったでしょう。
    そのことを胸に希望を持ち、私も歩んでいこうと思いました。
    担当していただいた弁護士の先生、ありがとうございました。

  • 大分県 40歳代(肝がん)

    今回、和解が成立すると伺い、私の感染は集団予防接種が原因だったのだと、改めて思いました。私は、30代半ばに会社で受けた健康診断で、B型肝炎に感染していることを
    知りました。すでに、慢性肝炎になっていることを聞き、医師からは、病気とうまく付き合って行くしかないと言われました。点滴と薬で治療していましたが、肝機能の数値は安定せず、医師から核酸アナログ製剤を勧められました。一度始めると、途中で止められないし、薬代が高額だということで、家族に相談した上で、始めることにしました。
    核酸アナログ製剤を使うようになってから、肝機能の数値は安定していましたが、40代前半で、ガンが見つかり、手術することになりました。私の場合、切除手術ができたので良かったのですが、入院中、周りの人の話を聞くと、手術もできずに抗がん剤の治療で、これから先、どうなるのか見通しが立たない人も多くいました。
    多くの患者が、経済的・精神的不安を持ちながら、生活しているのが現状です。これらの不安を少しでも小さくして、未来に希望が持てるように、国には素早い対応を願います。
    最後に、これまでお世話になった弁護士や、協力して頂いた皆様にお礼申しげます。ありがとうございました。

  • 鹿児島県 70歳代(遺族 ご本人70歳代)

    訴訟提起から約2年余り、途中、妻は、和解の言葉を聞くことなく、70歳の誕生日を迎えまもなくこの世を去りました。
    長かったとも短かったとも思えますが、担当弁護士の先生方のご尽力により「和解」という言葉を聞くことができ、これでようやく墓前に報告ができます。 介護の日々の中、妻の部屋から訴訟のために準備したと思われる書類を見つけました。
    恥ずかしながら、私は、B型肝炎訴訟については何も知らず、妻の部屋にあった書類で初めて知りました。
    その後、弁護士の先生に書類を送り、不足している書類等アドバイスを受けながら必要な書類を集めて提出し、提訴、そしてこのたび和解に至りました。

  • 沖縄県 60歳代(キャリア)

    今から約30年前、献血をした際にB型肝炎ウィルスに感染していることを知らされました。
    まだそのころは大した病気ではないと思っていましたが、報道でB型肝炎患者に給付金が支払われるようになったことを知って、沖縄の弁護団に提訴の申し込みをしました。
    当初は、米軍施政権下での予防接種も対象になるのか心配でしたが、弁護団の尽力によってキャリアで和解することができました。
    その後、あらたに慢性肝炎と診断されましたが、すでに和解済みだったので、裁判にならずに追加の給付金の支給を受けることができました。
    いろいろと助けてもらって、弁護団には感謝しています。今は原告団として沖縄県民への普及活動に励んでいます。