きたる6月24日14:00から、全国B型肝炎訴訟原告団、弁護団の主催で、歯科の感染防止を考えるシンポジウムを開催します(詳細はチラシをご覧ください)。
B型肝炎訴訟は、幼少期の集団予防接種で感染した事件です。
注射針の連続使用については、しないよう求める通達が出された後も現場では徹底されないまま長期間が経過し、感染が拡大しました。
3年前に、歯科のハンドピース(ドリルなどを支える取っ手の部分。水が噴き出すようになっている。動きを止めるときに、口の中の液体を吸い込む現象が確認されているので、ひとりごとに取り替えるべきとされている。)が約7割の歯科医院でひとりごとに取り替えられていないことが報道され、取り替えの徹底を求める通知が出されました。
感染の危険も否定できません。
取り替えの徹底を求める通知が出された後の、現場の徹底状況に関する調査を、全国B型肝炎訴訟原告団は昨年の大臣協議で求め、了承されました。その結果がここで報告される予定です。
歯科治療における感染リスクを減らし、より安全安心な歯科診療が実現するよう、標準予防策(患者の感染の有無を問わない一律の滅菌・消毒等)が徹底される状況が少しでも早く実現されるよう、一緒に考えてみませんか。
一人でも多くの皆様のご参加をお願いいたします。